昔の暮らしの一部を楽しみながら、現代を生きるということ。

十年前から昔の暮らし方に魅力を感じ、七輪・五右衛門風呂・湯たんぽ・畑などに興味が出てきました。思えば田舎の祖母の家では七輪で魚やお肉を焼いて調理するのは当たり前でしたし、五右衛門風呂に敷板を使って入っていたし、畑で野菜を育てて食べていました。何も特別なことはなく普段通りの生活だったのでしょうが、私にとってはとても魅力的な生活に感じるのです。この思いに至ったのは自分自身が歳をとったのもありますし、今の暮らしが便利すぎるような気がしてこのままの生活に慣れているといつか何かに困る日が来るのではないか、という不安からです。まず畑に注目。集合住宅でもプランターで野菜は育てられると聞き早速育てやすいプチトマトや苺、大根、ハーブを育てました。自分が育てていると、ご近所の畑に目が行くものです。「うちより実の付き具合がいいな…何かやり方があるのかな」などと思い、その畑を観察しに行くこともしばしば。冬は寒さ対策に湯たんぽを使うようになりました。これだけでこたつやエアコンの出番がなくなりました。そしてロボット掃除機が人気なさなかに割烹着を着て箒で床を掃いています。細かい埃まで綺麗に掃けるところがお気に入りです。昔の暮らしを一部分ではありますが経験・継続してみると決して不便なわけではなく、面白みを感じるようになりました。