ぶらりひとり旅で出会ったローカル温泉

 今回温泉好きの私が紹介させていただく温泉は、地元の人たちに愛されるちょっとローカルな温泉です。
 その温泉というのは和歌山県の勝浦町に存在します。勝浦町というのは世界遺産の熊野古道や那智山で世界的にも有名な町ですが、日本屈指の温泉地でもあります。なので、ホテル浦島や中の島など有名所もあるのですが、今回私がお伝えするのは最初に書いたとおりちょっとローカルな「ゆりの山温泉」についてです。
 先月、車で南紀地方に温泉をめぐりぶらり一人旅していると、国道42号線沿いに「ゆりの山温泉はこちら」という看板を見つけ側道に進みました。すると小さな住宅街に入り、さらに進むとジブリの千と千尋の神隠しを思わせるような自然にあふれた道に着きました。そこを抜けると、ちょっと懐かしい銭湯のような外観のゆりの山温泉が現れます。少し広めの駐車場が目の前にあるのでとても便利ですね。
 大阪からのアクセスは車で約3~4時間、電車だと特急の新宮方面行きに乗り紀伊勝浦駅で下車後、タクシーで約10分でしょうか。
 こちらの温泉はいつから営業していたのか詳しくはわかりませんが、昭和47年に温泉の分析調査を行っているという看板があったので、そのころからの営業のように思われます。
施設に入ってみると、ロッジのような木の温かみを感じるきれいな休憩スペースと受付が迎えてくれます。受付では優しそうなおじいさんが「いらっしゃい」と迎えてくれ、何よりも驚いたのがその値段です。なんと300円で入浴できてしまうんです!
私がこの付近に住んでいたなら頻繁に通いますね!しかし、シャンプーやボディソープ、タオルなどは備え付けられていないので自分で用意していく必要があります。そしてドライヤーは備え付けがあるにはあるのですが有料です。その辺は入浴価格を抑えるためのお店の工夫だと感じられます。
 温泉は内湯のみで、源泉かけ流しだそうです。お湯の温度は、かけ流しのお湯を加温せずそのまま使用しているそうで、ぬるま湯です。ですので、ゆっくりと長湯を楽しみたい方にはうってつけですね!時間帯によっては貸切状態になることもあるそうなので、偶然そういう時間帯にあたると、温泉をひとりじめできるとても贅沢なひとときが味わえそうです。
 そして気になるこちらの温泉の効能は、高血圧、皮膚病、痔、婦人病、動脈硬化、等に効くそうです。お湯は無色透明で少し粘り気のあるテクスチャ、ザ・温泉という感じの匂いがします。
 温泉からあがると肌がすべすべしていて、やはりこれだけの効能があるお湯だと美肌効果も期待大ですね!
 有名所からローカルな温泉まで今までにたくさん行っていますが、こちらのちょっとローカルな「ゆりの山温泉」は私の中でかなり上位に入ります。
 ローカルがゆえに少し行きづらい場所ではありますが、近くを旅行する際にぜひ行ってみてはいかがでしょうか?